この記事では、「無料宿泊できる子どもの最大人数」(MAFC)に関する概要、および設定方法についてご紹介します。
無料宿泊できる子どもの最大人数(MAFC)とは?
従来のチャイルドポリシー設定では、設定できる内容が限られていましたが、新しい機能ではさらに柔軟なポリシーの設定が可能となり、無料で宿泊できる子どもの人数を部屋ごとに設定できます。
「宿泊施設設定」ページの「Free Child Logic(「無料宿泊の子ども」設定)」欄(ドロップダウンメニューの「Default free children logic(既定の『無料宿泊の子ども』設定」と「Respect the number of max allowed guests including free children(無料宿泊の子どもを含んだ最大宿泊可能人数に応じる)」含む)は削除され、「無料宿泊できる子どもの最大人数」設定に入れ替わります。これにより、従来よりも柔軟性のあるチャイルドポリシーを設定することが可能になります。
どのページから設定できますか?
「施設情報」タブの「ルームタイプセットアップ」ページから操作できます。
新機能導入による既存設定の変更
「添い寝の子どもは宿泊無料」を選択されている場合は、有効なチャイルドポリシーが全て適用されるよう、YCS上の設定が更新されます。
「添い寝の子どもは宿泊無料」と「Respect the number of max allowed guests including free children」を選択されている場合:
<更新される内容>
- 「ルームタイプセットアップ」ページ – 子どもが宿泊可能な全てのルームタイプに対して「無料宿泊できる子どもの最大人数」の数値をデフォルトで「1」に設定
- 「ルームタイプセットアップ」ページ – 「ファミリー」を名称に含む全てのルームタイプ(スイート含む)の「子どもの宿泊可」欄を「はい」に変更
- 「宿泊施設設定」ページ – 「宿泊可能な最少年齢」の数値を「0」に変更
「添い寝の子どもは宿泊無料」と「Default free children logic」を選択されている場合:
<更新される内容>
- 「ルームタイプセットアップ」ページ – 「宿泊可能人数」に応じて、「無料宿泊できる子どもの最大人数」を以下の表のように設定
宿泊者数の設定 – 宿泊可能人数 |
無料宿泊できる子どもの最大人数 |
1 |
1 |
2 |
2 |
3 |
2 |
4 |
2 |
5 |
2 |
6以上 |
3 |
- 「ルームタイプセットアップ」ページ – 「ファミリー」を名称に含む全てのルームタイプ(スイート含む)の「子どもの宿泊可」欄を「はい」に変更
- 「宿泊施設設定」ページ – 「宿泊可能な最少年齢」の数値を「0」に変更
「添い寝の子どもは宿泊無料」を選択していない場合、「無料宿泊できる子どもの最大人数」欄の数値がデフォルトの「0」で設定された状態で表示されます。
数値を変更する方法
YCS上で変更が可能です。「施設情報」タブの「ルームタイプセットアップ」ページへ進んでください。ルームタイプごとに設定を変えることができます。
1.)「ルームタイプセットアップ」ページを開く
2.)ページを開いたら、ルームタイプごとに適宜「無料宿泊できる子どもの人数」欄の数値を変更
よくあるご質問
この設定機能の対象となるのは?
この新しい設定機能は、全ての施設様にご利用いただけます。ただし、現在「添い寝の子どもは宿泊無料」を選択している施設様にのみ、YCS上での設定変更が行なわれます。
どのような設定ができるのですか?
ルームタイプごとに、無料宿泊できる子どもの人数を設定することができます。「無料宿泊できる子どもの人数」欄を希望の数値に変更してください。なお、ここで設定した人数を超えた分の子どもは大人とみなされ、通常の宿泊可能人数に数えられます。
この設定機能の利点は何ですか?
ルームタイプごとに無料宿泊できる子どもの最大人数をカスタマイズして設定することができるので、ゲストが事前の連絡なく規定人数以上の子どもの連れて来る、という事態を防げます。
どんな変更が行なわれますか?
既存設定の変更は、現在「添い寝の子どもは宿泊無料」を選択している場合にのみ行なわれます。
- 「Free Child Logic(「無料宿泊の子ども」設定)」欄は、「無料宿泊できる子どもの人数」に入れ替わります。
- 「無料宿泊できる子どもの人数」の数値は、現在の設定に基づいて更新されます。
- ファミリーでの予約を妨げる設定は更新されます(例:「宿泊可能な最少年齢」は「0」に変更)。
ページのデザインが多少変更されます。
子どもに対して宿泊無料の設定を希望しない場合は、どうしたら良いですか?
- 子ども宿泊無料の設定をご希望されない場合は、「添い寝の子どもは宿泊無料」の選択を解除してください。
- 子ども宿泊無料の設定は行うけれども、特定のルームタイプを適用外にしたい場合は、除外したいルームタイプの「無料宿泊できる子どもの人数」を「0」に設定してください。
- 子どもの宿泊を受け付けない場合は、「宿泊可能な最少年齢」欄を希望の数値に設定してください。
- 特定のルームタイプのみ子どもの宿泊を受け付けない場合は、「子どもの宿泊可」欄を「いいえ」に設定してください。
質問がある場合、どこに問い合わせれば良いですか?
担当者がご対応いたしますので、YCSの[お困りですか?]ボタンをクリックして弊社へお問い合わせください。
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