この記事では、宿泊施設において最善の衛生対策を行うことの重要性と、予約数を増やすためには施設の衛生対策がどれほど効果的であるかについてご説明します。
衛生対策や清潔さに関連する設備について
弊社の調査に基づき、宿泊施設において推奨される衛生対策に関して、シンプルで効果的なチェックリストを作成しました。このリストは以下の手順でYCSに簡単に更新できます。
安全対策
- 安全対策・手順を熟知した従業員
- 感染症拡大防止対策、安全・衛生管理の実施に向けて、宿泊施設スタッフへ指導は行っていますか?(例:マスクの着用、感染が疑われるゲストの対処法など)
- コンタクトレス チェックイン/チェックアウト
- 接触機会の削減を目的として、オンライン、自動、セルフチェックイン等のサービスを提供していますか?
- ゲストおよび従業員の検温実施
- 建物または館内施設への入館時、従業員およびゲストに対して体温検査を行っていますか?
- 毎日共用エリアの消毒を実施
- 毎日、共用エリアの消毒を1日1回以上実施していますか?
- 毎日すべての客室の消毒を実施
- 毎日、すべての客室の消毒を1日1回以上実施していますか?
- 共用エリアでの飛沫防止パネル設置
- 公共エリアにおいて、対面での接客に対応した透明シールドを設置
感染予防ツール
- 従業員による顔面保護具の着用
- 宿泊施設ですべてのスタッフがフェイスシールドおよび/またはマスクを着用していますか?
- 殺菌装置
- すべての細菌、ウイルスなどを除去、死滅、または不活性化するための装置はありますか?
- 手指消毒
- エントランス、ロビー、レストランなどの館内公共エリアにおいて、手指消毒剤を設置していますか?
ソーシャルディンスタンス
- 安全な食事環境
- 食事エリアのテーブルや座席の配置において、十分な間隔を確保
- 1メートル以上の対人距離の確保
- 共用エリアにおけるソーシャルディスタンスの措置は実施していますか?
健康と医療器具
- 救急箱
- 応急処置に必要な医療器具はありますか?
- 体温計
- 体温の測定に必要な器具はありますか?
- 医師/看護師 オンコール待機
- 必要な場合に、すぐに来館できる医師はいますか?
その他の推奨される衛生対策
- 洗濯時に除菌剤を使用し、ベッドシーツの洗濯回数を増やす。
- タブレット、タッチ画面、キーボード、リモコン、館内ATMなどの電子機器の消毒を行う。
- 共用トイレの衛生管理と消毒を行う。
- スイミングプールやスパ、その他のレクリエーション施設の管理と消毒を行う。
- 共用エリアに空気清浄器を設置し、定期的にフィルターを変える。
- 可能であれば代替オプションとしてキャッシュレスでの支払い方法を提供する。
- ポスターやテレビ等で、施設内における衛生対策をゲストに周知する。
- フロントデスク、朝食エリア、エレベーターロビー、フィットネスセンターなど、館内でも特にゲストの出入りが多いエリアに消毒ステーションを設置する。
衛生対策の表示
宿泊施設の衛生対策は、設備・サービスセクションに表示されます。
設備・サービスセクションでの衛生対策の表示
弊社の衛生対策に関する条件を満たした宿泊施設は、施設ページの上部に「衛生プラス」ロゴが表示され、衛生対策がしっかり行われている施設であることが強調されます。
施設ページにおける「設備・サービス」セクションでの衛生対策の表示(衛生プラス)
弊社に衛生対策の情報を提供したあとは、以下の項目を実行してください。
- 施設内で実施するすべての対策および変更点を記録してください。
- YCS管理画面で施設情報を更新してください。ゲストが宿泊施設における衛生対策の最新情報を得られるように、施設関係者は常に正確かつ最新の情報を提供する必要があります。
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