YCSでは、旅行者の多様なニーズに応えながらも、貴施設の売上を柔軟に管理できる料金プランを作成できます。 料金プランの作成後は、「在庫調整」または「カレンダー」に料金と在庫を追加することで、貴施設の部屋が表示されて予約可能になるようにします。
料金プランを作成する
基本の料金プランは素泊まりプランとも呼ばれ、朝食や柔軟なキャンセルポリシーなどの追加特典がゲストに提供されません。 これらプランは、客室料金の基準点として機能し、その他の料金プランとシームレスにリンクできます。 料金プランの設定を始める前に、日付、部屋、ユーザー層など、追加の詳細を含めるかどうかをご検討ください。 基本の料金プランにこうした詳細を含める場合は、ページ上部にある「 アドバンス設定 」オプションをオンにします。 基本設定: ルームタイプ名(社内参照用)、キャンセルポリシー、使用する料金プラン、人気の特典 。アドバンス設定: 料金プランのタイプ、ルームタイプ名(社内参照用)、外部システム連携コード、キャンセルポリシー、料金の自動延長、使用する料金プラン、料金タイプ、対象予約期間、対象チェックイン日、デイユース、人気の特典、適用制限、ユーザー層、子ども料金、部屋。
- YCSにログインします。 複数の宿泊施設を管理している場合は、「リスティング」から選択します。
- 「料金 & 在庫」>>「料金プラン設定」の順に移動します。
- [新しく作成する]をクリックします。
- 料金プランに名前を付けます。 この名前はホテル参照用として使用されます。
- キャンセルポリシーを選択します。
- 料金プランに含める特典を追加します。
- 「アドバンス設定」をオンにして、より詳細な料金プランの設定を行います。
- 料金プランを確認してから、[保存]をクリックします。
料金プランを編集または無効化する
料金プランを選択することで、そのプランをいつでも簡単に編集できます。
- YCSにログインします。 複数の宿泊施設を管理している場合は、「リスティング」から選択します。
- 「料金 & 在庫」>>「料金プラン設定」の順に移動します。
- 編集したい料金プランをクリックします。
- 変更を行い、[保存]をクリックします。
料金プランは削除できませんが、使用しないプランを無効化できます。 これによって、料金プランのステータスが「有効」から「無効」に変わります。
- YCSにログインします。 複数の宿泊施設を管理している場合は、「リスティング」から選択します。
- 「料金 & 在庫」>>「料金プラン設定」の順に移動します。
- 無効化したい料金プランのチェックボックスにチェックを入れます。
- [無効化]をクリックします。
料金プランを再度有効にしたい場合でも、同じ手順を繰り返します。 再有効化したい料金プランを選択して、[有効化]をクリックします。
料金プランに食事を追加する方法
食事付きの料金プラン、または食事プランは、ゲストに対して利便性、価値、より上質なエクスペリエンスを提供し、貴施設の売上機会と運営上の利点をもたらします。 朝食、昼食、夕食を含む料金プランを作成することで、競争力を高め、ゲストの滞在延長を促します。 このアプローチは、食事が確実に提供されるという保証を重視する旅行者が、滞在をより長く楽しむための魅力的な要素となります。 上述のとおり、食事は基本の料金プランの設定時に追加できます。
- 料金プランに含める人気の特典を選択するステップ6において、「朝食」「昼食込み」「夕食込み」に適宜チェックを入れることで、この料金プランを使用するすべてのゲストに対して、該当する食事を含められます。
- [さらに表示]をクリックして、追加の食事オプションにアクセスします。 「朝食」、「ディナー」、「お食事・お飲み物」のカテゴリから希望のオプションにチェックを入れて[確定する]をクリックします。
- 料金プラン設定を確認してから、[保存]をクリックします。
料金プランをリンクして料金を簡単に管理する
料金プランをリンクすると、「カレンダー」と「在庫調整」において、単一の料金プランで、他の複数の料金プランの料金を管理できるようになります。 料金プランが他の料金プランにリンクしていると、基本の料金プランに加えた変更がリンク先の料金プランにも自動で適用されます。 これにより、時間を節約し、提供するサービスの一貫性を維持して、料金を更新する際のエラーのリスクを軽減できます。
- YCSにログインします。 複数の宿泊施設を管理している場合は、「リスティング」から選択します。
- 「料金 & 在庫」>>「料金プラン設定」の順に移動します。
- [新しく作成する]をクリックするか、他のプランにリンクしたい料金プランを選択します。
- 「使用する料金プラン」で、ベースとなる料金プランを選択します。
- 料金プランを確認してから、[保存]をクリックします。
予約に適用されるキャンセルポリシーとは
1つの予約に対して複数のキャンセルポリシーを適用できる場合は、定義されたルールにより、どのキャンセルポリシーが適用されるかが決定されます。
- 貴施設が「アゴダ®あんしんキャンセル」を提供している場合は、このポリシーが常に適用されます。
- 「アゴダ®あんしんキャンセル」を提供していない場合は、適用可能なシーズンプロモーションや重要なプロモーションのうち、最も厳格なキャンセルポリシーが適用されます。
- 「アゴダ®あんしんキャンセル」を提供しておらず、予約にシーズンプロモーションや重要なプロモーションが含まれていない場合は、料金プラン、適用可能な限定プロモーション、「キャンセルポリシー」ページで設定されているポリシーのうち、最も厳格なキャンセルポリシーが適用されます。
さらに、料金プランがサイトコントローラーからキャンセルポリシーなしで送信されている場合は、「キャンセルポリシー」ページで設定されているポリシーのうち、最も厳格なものがデフォルトで適用されます。 料金プランにキャンセルポリシーが設定されていない場合は、キャンセルポリシーがデフォルトで返金不可に設定されます。 キャンセルポリシーに関する詳細は、こちらの記事をご確認ください。
料金プランに関する用語
料金プラン設定(ライト)
料金プラン名(社内参照用): | この料金プラン名は、貴施設内でのみ利用することを前提に設定します。 |
キャンセルポリシー: | 料金プランに適用されるキャンセルポリシーです。 |
使用する料金プラン: | 既存の料金プランの価格を使用できます。 |
人気の特典: | この料金プランでゲストに提供される特典です。 特典が、選択済みのルームタイププランや料金プランの名前と一致していることを必ずご確認ください。 |
料金プラン設定(アドバンス)
基本設定
料金プラン名(社内参照用): | この料金プラン名は、貴施設内でのみ利用することを前提に設定します。 |
外部ID | サイトコントローラー管理用の項目です(サイトコントローラーを使用していない場合は空欄のままにします)。 |
キャンセルポリシー: | 料金プランに適用されるキャンセルポリシーです。 |
料金の自動延長: | 設定に基づいて将来の日付の料金を自動的に更新します。 |
使用する料金プラン: | 既存の料金プランの価格を使用できます。 |
料金タイプ: | 「料金 & 在庫」ページでの料金算出方法を設定します。 |
対象予約期間: | この料金プランをアゴダで販売する期間を設定します。 |
対象チェックイン日: | この料金プランでゲストが貴施設に宿泊できる日を設定します。 |
デイユース: | デイユースの料金プランを適用します。 |
プロモーションに設定: | このプランをagoda.comでプロモーションとして表示する場合に選択します。 |
子ども料金: | 子ども料金を追加します。 |
特典
特典 | この料金プランでゲストに提供される特典です。 特典が、選択済みのルームタイププランや料金プランの名前と一致していることを必ずご確認ください。 |
適用制限
1日の販売在庫数: | このプランを予約できる1日ごとの最大数を設定します。 |
事前予約期日(最低何日前まで) | この料金が適用される「事前予約期日(最低何日前まで)」を設定します。 例えば「2」と設定した場合、当該料金プランはチェックイン日の2日前まで予約可能になります。 いつでも予約できる場合は、空欄のままにします。 |
事前予約期日(最高何日前から) | この料金が適用される「事前予約期日(最高何日前から)」を設定します。 例えば「5」と設定した場合、当該料金プランはチェックイン日の5日前から予約可能になります。 |
最低滞在日数 | この料金プランに必要な最低滞在日数を設定します。 最低滞在日数(LOS)以上の予約に適用される料金です。 |
最大滞在日数 | この料金プランに必要な最大滞在日数を設定します。 最大滞在日数(LOS)を超える予約はできません。 |
制限日を含む場合の最低滞在日数 | 指定した曜日を含む日程の場合に必要な最低滞在数を設定します。 |
販売チャネル* | 必要に応じて販売チャネル割引を設定します。 |
特定のターゲット層 | 必要に応じてターゲットユーザーの制限を設定します。 |
部屋数
ルームタイプ: | この料金プランで販売されるルームタイプです。 |
よくあるご質問
プラン特典、販売期間、ルームタイプなどが異なる様々な料金プランを設定できます。
キャンセル無料の料金プラン とは、ゲストがペナルティ料金なしで予約をキャンセルできるプランです。 こうしたプランは、予約において柔軟性と安心感を求める多くの旅行者にとって非常に魅力的なプランです。 チェックインの前日までキャンセルできるようにすることだけで、貴施設にとっても柔軟に対応できるキャンセル無料のプランを作成できます。 上述のとおり、キャンセル無料は基本の料金プランの設定時に、料金プランに追加できます。 キャンセルポリシーを選択するステップ5において、[キャンセルポリシーを選択 ]をクリックして、検索ボックスに「 free(無料)」と入力し、チェックイン前に無料でキャンセルできる期間について、希望するポリシーを選択します。
返金不可の料金プラン は、キャンセルまたはノーショーの際に支払い済みの料金の返金を求めないゲストに対して、より割安な料金を提供します。 このようなゲストは、通常、確実に宿泊する意思があるため、直前のキャンセルで空室が発生する可能性も少ないため、貴施設の売上を確保できます。 上述のとおり、返金不可ポリシーは基本の料金プランの設定時に、料金プランに追加できます。 キャンセルポリシーを選択するステップ5において、[キャンセルポリシーを選択 ]をクリックして、検索ボックスに「 non refundable(返金不可) 」と入力し、希望するポリシーを選択します。
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