この記事では、ePassのUPCで一部の金額のみ請求してしまった場合の対処方法についてご説明します。
- これはYCSの「経理関連」タブのメニューから支払いが発生した場合の内容です。
- 「経理関連」タブのメニューから生成されたカードでの決済は、一回のみ可能です。そのため、全額が決済されなかった場合、一部の金額のみが請求され、同じカードで再度決済できなくなりますのでご注意ください。この記事を読み進めると、様々な対処方法を確認できます。
その他のお支払い方法については以下の記事をご参照ください。
「一部金額のみ請求」が発生する典型的なケース
以下のような場合、カードで一部金額のみが決済されます。
- 一括処理で精算請求したものの、カードで全額を請求または承認しなかった。
- 一括処理で精算請求したものの、POS端末・EDC端末の制限のため、全額を請求できなかった。
- 一括精算で全額が請求されず、アゴダカードに金額が戻された（承認の取り消し）。
- 決済時にPOS端末・EDC端末でのエラー発生により支払い処理が滞り、銀行が決済金額をアゴダカードに戻した（承認の取り消し）。
「一部金額のみ請求」の発生を防ぐ方法
決済に進む前に、「経理関連」タブの「送金履歴」メニューに進んで、合計金額が合っていることを必ずご確認ください。
- POS端末・EDC端末に請求金額の制限がある場合、一括精算する金額が請求1回あたりの上限を超えないようにしてください。
- トップアップをリクエストするには、まず取引の最終ステータスを確定いただく必要があります。
- 一部金額のみ請求してしまった場合については、まず取引を完了させてください。その後、残高をトップアップするようにリクエストすることができます。
- アゴダのシステムに反映されるまで最大14日かかるため、承認の取り消しは推奨いたしません。残高追加トップアップの処理を遅らせる原因になります。
- この処理には複数の工程が必要となるため、残額のトップアップには5～7営業日を要する場合があります。
「一部金額のみ請求」が発生した際の対処方法
ステータスが「オーソライズ（事前承認）」（差し戻しなし）の場合
- まずは精算に進んで、取引を完了します。
- 残高合計を「経理関連」タブのメニューにトップアップするリクエストをする場合は、弊社へご連絡ください。
ステータスが「承認の取り消し」（差し戻された）の場合
- 取引状況の詳細については、銀行に問い合わせて、差し戻しおよび取り消しが正常に処理されたかどうかを確認してください。
- ステータスが「承認の取り消し」の場合、金額がカードに差し戻されるまでに最大14日を要します。
- 14日経過後、弊社へご連絡いただき、残りの金額合計を「経理関連」タブに戻すトップアップをリクエストしてください。
よくあるご質問
1.なぜ未だに支払いステータスが「支払い済み」になっているのですか？
精算請求が提出され、かつカードが承認されている場合、システムでは、たとえ全額が決済されていなくても、ご予約に対する支払いが完了したものとみなされます。また、承認をお取消しいただいても、支払い済みのステータスは変更されません。
2.提出済みの一括精算に追加したい支払い取引があります。キャンセルして再提出できますか？
作成・提出済みの一括精算は、再実行またはキャンセルできません。
3.POS端末に制限があります。複数回カードで請求することはできますか？
「経理関連」タブのメニューから生成されたカードでの決済は、1回のみ可能です。一括精算の内容に沿って、全額を請求してください。
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