この記事では、クレジットカード情報の提示ありで作成された「現地払いオプション」予約に対して、支払いが確実に行われるようにするための方法をご説明します。クレジットカード情報の提示なしで作成された「現地払いオプション」予約に関する詳細はこちらをご参照ください。

ゲストのクレジットカード情報を認証する方法

  • 現地払いオプション予約が確定すると、まず最初に宿泊者のクレジットカード情報が有効であるかの確認が可能となります。なお、この操作ができるのは1回限りです。一度クリックすると、この機能は使えなくなります。
  • この操作は、予約時からチェックイン前日(24時間前)まで可能です。
  • クレジットカード認証が完了したゲストは、キャンセル率が低い傾向にあります。また、キャンセル料の発生する予約がキャンセルされた場合、通常では提示されたクレジットカードより料金を徴収することができますが、必ずしも毎回問題なく徴収できるという保障はありません。この機能では、ゲストへ負担を与えずに、予約を保証できる状態であるかを事前に確認することができます。

認証手順:

  1. YCS > 「予約」 > 「予約の確認」に進みます。
  2. 該当する予約を探して、「精算タイプ」 > 「全ての精算タイプ」を選択します。
  3. 「カードの有効性」を確認する]をクリックします。
    1. 認証が成功した場合、[カード情報を閲覧する]という選択肢が表示されます。
    2. 認証に失敗した場合は、[カード情報を閲覧する]および[別のカード情報をリクエスト]という選択肢が表示されます。

ゲストのクレジットカード情報を閲覧する方法

  • カードの認証が完了した場合にのみ、ゲストのクレジットカード情報を閲覧できるようになります。
  • この操作は、チェックインの7日前以降から有効になります。
  • ゲストのクレジットカード情報が閲覧できるのは合計3回までとなっており、それを超えてカード情報の閲覧をすることは不可となっています。3回目の閲覧後、アゴダのシステムにより自動的にデータが削除されますので、ご注意ください。
  • 施設様がゲストのクレジットカード情報を閲覧した場合、キャンセル料発生時には、施設様の責任において徴収する必要があります。通常、施設様に代わり、アゴダがゲストのクレジットカードへキャンセル料金の決済を試みますが、もしも施設様がゲストのクレジットカード情報を閲覧した場合、後で必要な場合でもアゴダでキャンセル料金の決済は行いません。二重請求防止のため、ご理解のほどお願いいたします。

閲覧方法:

  1. YCS > 「予約」 > 「予約の確認」に進みます。
  1. 該当する予約を探して、「精算タイプ」 > 「全ての精算タイプ」を選択します。
  2. カード情報の閲覧]をクリックします。
  1. ペイメントカード業界セキュリティ基準(PCI DSS)」に基づき、2段階認証を通過する必要があります。ユーザー名とパスワードを入力してください(YCSログイン時と同じもの)。
  2. ログイン情報の認証後、登録の携帯電話番号もしくはメールアドレスにワンタイムパスワードが送信され、ワンタイムパスワードの入力が完了すると、ゲストのクレジットカード情報が閲覧可能となります。

別のクレジットカード情報をリクエストする方法

ゲストのクレジットカードを認証できない場合、または認証によりカードが無効であることが発覚した場合は、ゲストに別のクレジットカード情報の提示をリクエストできます。この操作はチェックイン日の24時間後まで有効で、ゲストは通知受信から48時間以内にクレジットカード情報を提示する必要があります。

リクエスト方法:

  1. YCS > 「予約」 > 「予約の確認」に進みます。
  2. 該当する予約を探して、「精算タイプ」 > 「全ての精算タイプ」を選択します。
  3. 別のカード情報をリクエスト]をクリックします。
    1. この操作によって、クレジットカード情報の提出用セキュアリンクが含まれたメールがゲストへ自動送信されます。
    2. ゲストが別のカード情報を入力すると、YCS上で情報の閲覧が可能となり、施設様へメール通知が届きます。

よくあるご質問

1.ゲストから提示されたセキュリティコード(CVV/CVC)を閲覧することは可能ですか?

いいえ、閲覧できません。顧客情報の保護のため、現在アゴダのシステムでは、セキュリティコード(CVV/CVC)の共有はできないようになっています。

2.段階認証に必要となるワンタイムパスワード(OTP)が届かない場合はどうしたら良いですか?

SMSを受信するためには、アカウントにYCS SMS番号を登録しておく必要があります。YCS管理画面の「お困りですか?」ウィジェット経由で、弊社アコモデーションサポートチームへリクエストしてください。

3.当施設がゲストの提示したクレジットカードに対応していない場合、どうすれば良いですか?

最初に提示されたカードタイプに対応していない場合は、YCS管理画面を通して別のカードの提示をリクエストできます。この際に、利用可能なカードの種類をゲストにお知らせすることをお勧めします。

4.別のクレジットカードの提示をリクエストする前にゲストのクレジットカード情報を閲覧する必要はありますか?

いいえ、ありません。クレジットカードが有効でなかった場合は、即時にクレジットカード情報の再提示をリクエストできます。

5.ゲストから別のクレジットカードが提示されない場合はどうしたら良いですか? また、提示されたクレジットカードも無効の場合はどうしたら良いですか?

YCSのメッセージ機能を通して、ゲストへご連絡ください。また、ゲストが規定の時間内(通常は48時間以内)に別のカード情報を提示しなかった場合、施様設側から予約のキャンセルを申し出ることもできます。詳細はこちらをご確認ください。

6.電話/メールでクレジットカード情報の提示をリクエストすることは可能ですか?

いいえ、できません。クレジットカード情報の提示は、YCSの機能から送信可能なセキュアリンクを通してリクエストしてください。これにより、機密情報が安全な経路を経由するため、お客様と施設様の双方を保護することができます。

7.チェックイン前に、予約料金をクレジットカードで決済したほうが良いですか?

いいえ。アゴダの「現地払いオプション」による予約の場合、お支払いは必ず現地宿泊施設で行なう必要があります。チェックイン前にゲストのクレジットカードで決済することはできません。稼働率の高い時期などには、予約の保証としてゲストのクレジットカードに仮チャージを行っておきたい、という場合もあるかと存じますが、ゲストへより良い予約体験を提供するには、決済を行わないことを強く推奨しております。

8.クレジットカードを閲覧しようとすると、「No MORP booking(現地払い予約なし)」という旨のエラーメッセージが表示されます。どうしたら良いですか?

このエラーは以下のような理由で発生する場合があります。

  1. 貴施設が、ゲストのクレジットカードを閲覧する権限をもっていない。
  2. ウェブサーバーに技術的な問題があるため、情報を確認できない。この場合は次の方法をお試しください:該当予約を再度検索し、予約パネルを開いて、[カード情報の閲覧]をクリック。