「予約受け入れ拒否」とは?
アゴダではユーザーに対して予約を即時確定しており、それはユーザーが予約した宿泊施設の部屋に宿泊できることを保証していることを意味します。しかし、宿泊施設が予約の受け入れを拒否する場合や、ゲストを宿泊させることができない場合もあります。
しかしながら、可能な限り全ての宿泊施設に、発生した全ての予約を受け付けていただくを強くお勧めします。予約の受け入れ拒否が起きた場合、以下のようなことが懸念されます。
- ユーザーにとってマイナスな体験を与える
- 貴施設の評判に悪影響が出る
- アゴダの評判に悪影響が出る
アゴダ®一般規約に記載されているように、貴施設がゲストの予約受け入れ拒否したことにより発生する可能性のある全ての費用は、貴施設の負担となります。詳細は「予約受け入れ拒否で発生する費用」の項目でご参照ください。
予約受け入れ拒否のケースと防止策
ケース1 – ダブルブッキング/オーバーブッキング
同じ日付に同じ部屋に対して複数の予約が作成され、他に空室がなくなった場合に発生します。最も多い原因は以下の2つです。
- 各オンラインプラットフォームでの空室状況が同期されていない—あるゲストがAgoda.com経由で貴施設の部屋を予約した際に、他のプラットフォーム上でも同じ日付の同じ部屋が販売されている状態になっており、別のゲストがその部屋を予約することで問題が発生します。
- カレンダー上の在庫状況が間違っている—実際には空室は1部屋しかないにも関わらず、2部屋が販売されている状態で、両方の部屋が予約されることで問題が発生します。
ケース2 – 料金の誤り
プラットフォーム上の販売料金の更新を怠ったり、期間を終了したプロモーションを無効に設定し忘れたりすると、誤った料金で販売・予約されることがあります。料金の算出方法については、「どうすれば予約料金を算出できますか?」の記事をご参照ください。
ダブルブッキング/オーバーブッキングと誤った料金での販売を防止する方法
- YCS管理画面でアロットメントを定期的に管理し、貴施設の在庫を反映しましょう。在庫の管理方法については、「どうやって空室状況を管理できますか?」の記事をご参照ください。
- 予約を受け付けた際は、各オンラインプラットフォームでの在庫状況を更新しましょう。
- YCS管理画面で現在の販売料金を定期的に更新しましょう。操作方法については、関連記事「どうすれば販売料金を調整できますか?」をご参照ください。
- 作成したプロモーションには、正しい対象日を設定しましょう。詳しい手順はこちらからご参照ください。
- サイトコントローラーを使用してプラットフォーム間の在庫・料金を管理している場合は、サイトコントローラをアゴダに接続する方法に関する記事をご参照ください。
- PCで予約状況を常時チェックできない場合は、いつでもどこでも予約状況を管理できるYCS連携アプリを携帯電話にダウンロードしておくことをお勧めします。
ケース3 – コンテンツの誤り
キャンセルポリシー、チャイルドポリシー、設備などの情報が、最新の内容に更新されていない場合に発生する可能性があります。最新の状態に保つには、適用制限や設備・サービスの更新方法をご参照ください。
ケース4 – 宿泊施設の改装
休業や改装期間を予約受付停止にしていない場合、対応できない予約が入ってきてしまうことがあります。改装スケジュールに合わせて、予約受付状況を事前に調整しておきましょう。
ケース5 – リスティング掲載停止
アゴダプラットフォームでのリスティングを一時的または完全に非掲載にすることにより、予約に影響が出る可能性があります。アゴダ®一般規約に従い、予約を受け入れていただくことを強く推奨します。新規予約の受け入れ拒否を防止するため、事前に計画を立てて、最低でも30日前には在庫状況を確認しておくことをお勧めします。
ゲストにどんな代替案を提示すれば良いですか?
諸事情によりゲストを受け入れられない場合は、代替案を提示しましょう。ゲストが宿泊場所のないままの状態にならないように、迅速に行動することが大切です。
- 追加料金なしで同等または上位カテゴリーの部屋を提供しましょう。
- 追加料金なしで同等または上位グレードの宿泊施設を手配しましょう。
代替宿泊施設を用意する場合、その宿泊施設への移動手段も合わせて手配することをお勧めします。代替手配について、ゲストと直接連絡を取ることができます。詳細はこちらからご参照ください。
貴施設からゲストへの連絡に問題がある場合は、弊社カスタマーサービスチームにゲストへの通知を依頼してください。その際は以下の情報をお知らせください。
- 宿泊者氏名
- アゴダ予約ID
- 代替宿泊施設名
- 代替宿泊施設でのルームタイプ
- その他の情報(例:到着時にゲストが支払わなければならない追加費用)
予約受け入れ拒否で発生する費用
前述のように、予約受け入れ拒否が発生した場合、貴施設へ違約金をご請求いたします。
貴施設からゲストへ提示できる内容によって異なりますが、貴施設でご負担いただく費用は少なくとも予約料金の1泊あたりの金額に相当します。詳細はこちらから:YCS > ヘルプ > 一般規約
費用は後日、貴施設の精算方法に応じてご請求いたします。
よくあるご質問(FAQ)
アゴダ側のシステムエラーで予約受け入れができません。どうすれば報告できますか?
YCSサポートウィジェットを通じて、弊社アコモデーションサポートへご報告いただけます。その後、弊社にて調査し、解決策をご提示いたします。
なお、ゲストに最高の体験を提供するためにも、可能なかぎり予約を受け入れていただくことを強く推奨いたします。
代替案を提示できない場合はどうすれば良いですか?
適切な代替案をご提示いただくことを強く推奨いたします。もしも不可能な場合は、予約をキャンセルして、アゴダ®カスタマーサポートに、代替案を提示できない旨をお知らせください。
アゴダ®カスタマーサポートへは、biz@agoda.com 宛てにメールでご連絡いただくか、または予約確認書に記載されている電話番号(所在地によって異なります)にお電話でお問い合わせください。